倉庫は観光名所になる「蔵」と「赤レンガ」

観光名所蔵屋敷の魅力

日本の各地に今も残る倉庫、「蔵」。伝統的な建築様式の一つで、白い壁に黒い屋根瓦、整然と並ぶ姿は情緒を感じさせます。蔵は、木骨の外壁に漆喰を厚く塗って建てられたものです。中には30センチもの厚さの壁を持つものもあり、火や衝撃に強く、火事や地震などから中の宝物を守ってくれます。調湿性にも優れており、中のものが傷みにくいという性質もあります。酒蔵、味噌蔵として建てられ、今も使われているところもあります。麹菌を守っていく働きがあるのです。丈夫で長持ちする建物なので、現在でも店舗などとして使われているところが多く、カフェやレストランなど、観光スポットとしても人気があります。

赤レンガの倉庫は明治時代以降の流行

明治以降になると、西洋建築が入ってきたのを機に、赤レンガを使った建物や倉庫が建てられるようになりました。舞鶴、横浜、小樽、函館などの赤レンガ倉庫は有名ですね。文明開化の象徴と言われ、レトロな印象を受ける建物です。レンガは粘土や泥などを焼き固めたもので、4000年前から使われている建築素材です。たくさんのレンガをいくつも積み重ねて作る独特の美しさが人気を呼び、日本でも煉瓦造りの建物が増えていきました。また、明治中期には、日本国内にもレンガを作る工場ができ、国内生産ができるようになりました。頑丈さや防音性、防湿性に優れた建物として普及しました。しかし、関東大震災で煉瓦造りの建物が多く倒壊し、耐震性に問題があることが発覚しました。その後は煉瓦造りの建物で大きな建造物は建てられなくなりました。

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